もう何年も長時間労働だなあ、という人は脳卒中に要注意

(2019年6月) "Stroke" に掲載されたフランスの研究で、長時間労働が10年間以上にわたり続いた人は脳卒中のリスクが高いという結果になっています。

研究の方法

脳卒中の病歴がなくフルタイムで働いているフランス在住の18~69才の男女14万人超に労働時間などの生活習慣を尋ねたデータを分析しました。

1日の労働時間が10時間を超える日が年間に50日以上ある場合を「長時間労働(LWH)」とみなしました。 働き始めてから最初の5年間のうちに脳卒中が生じた人はデータから除外しました。

結果

  • 脳卒中の症例数は 1,224件。
  • LWHに該当したのは 42,542人(30%)、10年間以上にわたりLWHに該当し続けたのは 14,481人(10%)。
  • LWHに該当する場合には、脳卒中のリスクが29%高かった。
  • LWHに該当する年数別に分析すると、脳卒中リスクが増加していたのはLWHに該当する年数が10年以上の場合に限られた。 リスクの増加幅はLWH該当年数が10~15年で+39%、15~20年で+55%、および20年以上で+45%というもの。