ケトン食がコレステロール値や炎症マーカーなどに及ぼす影響

(2019年5月) "Obesity" 誌に掲載されたコロンビア大学などの研究で、ケトン食がコレステロール値や炎症マーカーなどに及ぼす影響が調査されています。
著者: Michael Rosenbaum et al.
タイトル: Glucose and Lipid Homeostasis and Inflammation in Humans Following an Isocaloric Ketogenic Diet

研究の方法

肥満(BMIが25~35kg/m)の男性17人に、普通の食事(タンパク質15%、糖質50%、脂質35%)を4週間続けさせたのち、ケトン食(タンパク質15%、糖質5%、脂質80%。 カロリーは普通食と同じ)を4週間続けさせました。

結果

ケトン食を続けたときには、LDLコレステロール・総コレステロール・CRP(炎症マーカー)などの血中濃度が増加し、インスリンや中性脂肪などの血中濃度とインスリンによる抗脂肪分解作用が低下しました(血中濃度はいずれも空腹時のもの)。
ハーバード大学のサイトには、「一部の患者は当初はコレステロール値が上がるが数カ月後には下がることが少数の研究で示されている」とあります。