タイトル: Perceived stress and dementia: Results from the Copenhagen city heart study
著者: Kirsten Nabe-Nielsen et al.
著者: Kirsten Nabe-Nielsen et al.
研究の方法
平均年齢57才の男女1万人超を対象に、精神的なストレスの程度(強さと頻度)などを尋ねたのち平均14年間にわたり認知症の発生状況を追跡調査しました。
結果
追跡期間中に 1,519人が認知症と認定されました。
ストレスの程度に応じて3つのグループに分けた中でストレスが最高だったグループはストレスが最低だったグループに比べて、認知症になるリスクが36%増加していました。
ストレスが中程度だったグループでも最低のグループに比べて11%のリスク増加でしたが、統計学的有意性が微妙(95% CI: 0.99-1.24)でした。
心臓病や脳卒中の有無や生活習慣まで考慮して分析しても上記と同様の結果となりました。