生ニンニクと握力

(2019年6月) "Clinical Nutrition" 誌に掲載された中国の研究で、生のニンニクをよく食べる人は握力が強いという結果になっています。
タイトル: Relationship between consumption of raw garlic and handgrip strength in a large-scale adult population
著者: Yeqing Gu et al.

研究の背景

ニンニクの成分には抗酸化や抗炎症などヒトの健康に有益な作用があり、こうした成分は筋力低下(の抑制)に影響する可能性がありますが、ニンニクと筋力の関係を調べた研究はこれまで行われていませんでした。

研究の方法

中国に住む男女3万人弱の生ニンニク摂取量と握力を調べました(横断調査)。 データの分析においては、生ニンニク摂取量と握力の関係に影響する色々な要因を考慮しました。

結果

男性では、生ニンニクを食べないグループの握力が42.5kgだったのに対して、週に1回未満は食べるグループでは43.0kg、週に1回は食べるグループでは43.4kg、週に2~3回食べるグループは43.8kgでした。

さらに、握力において最低クラス(下位20%)に分類されるリスクが、生ニンニクを食べる頻度が増えるごとに-14%、-24%、-34%と低下幅が大きくなっていきました(それぞれ週1回未満・週1回・週2~3回の数字。比較基準は生ニンニクを食べないグループ)。

女性でも同様の結果でした。