ダイエットでは「食べてない」と思い込むのが大切?

(2019年8月) "frontiers in Psychiatry" に掲載されたブルガリアの研究。

研究の方法

19~45才の肥満男女14人に8週間にわたり筋力トレーニング(1)を行わせた。 この14人を2つのグループ(2)に分け、一方のグループにのみ「自分の摂取カロリーは少ないのだ」と信じ込ませた。(3)

(1) 週に3回。 消費カロリーは750~900kcal/週。

(2) 摂取カロリーは同じ。

(3) 5,500kcal/週少ないと伝えられた。 -5,500kcal/週というのは、試験期間中に体重が6kg減るほどのカロリー制限。

結果

「自分は摂取カロリーが少ない」と思い込んでいたグループでは、8週間のうちに体重が9.25kg、体脂肪が3.4kg、およびBMIが2.88kg/m減っていた。

真実を知るグループでは、8週間後にも体重などが統計学的に有意と言えるほどに減っていなかった。

解説

「自分は摂取カロリーが少ない」と思い込んだグループでは、プラシーボ効果によりダイエット効果が生じたのかもしれない。