不安症の予防に身体活動が役立つ可能性(レビュー)

(2019年9月) "American Journal of Preventive Medicine" に掲載されたシステマティック・レビュー。

レビューの要旨

24の前向き研究(人数は合計8万人超)を選出してシステマティック・レビューを行ったところ、不安症の予防に身体活動が有益であるようだった。 ただし、信頼性の高いデータが不足しているので今後も研究が必要。 24の研究はいずれも、身体活動量を尋ねたのち少なくとも1年(中央値は4.75年)が経過してから不安症状の程度を調べたもの。

24のうち13の研究のデータを用いたメタ分析では次の結果となった:
  1. 身体活動をしている場合には不安症状のリスクが13%ほど低かった。(9つの研究に基づく)
  2. 身体活動をしている場合には不安障害(トータル)のリスクが34%ほど低かった。(3つの研究に基づく)
  3. 不安障害のなかでも全般性不安障害に限ると、この数字は46%だった。(3つの研究に基づく)