タイトル: Association of Exposure to Artificial Light at Night While Sleeping With Risk of Obesity in Women
著者: Yong-Moon Mark Park et al.
著者: Yong-Moon Mark Park et al.
研究の方法
米国在住でシフト勤務でなく昼寝の習慣もなく妊娠中でもない35~74才(平均55.4才)の女性 43,722人の夜間の人工光(ALAN)への暴露状況をアンケート調査により把握したうえで、その後の5.7年間(平均)における肥え具合を調べました。
ALANへの暴露は次の4種類に分けられました: ①人工照明なし、②室内の小さな照明、③室外の人工照明、④寝室の照明またはテレビ。
結果
ALAN(種類を問わない)にさらされて眠っていたグループは、追跡期間中に肥満するリスクが19%増加していました。
また、寝室の照明またはテレビを点けっぱなしにして眠っていたグループはALANにさらされずに眠るグループに比べて、追跡期間中に- 5kg以上太るリスクが17%、
- BMIが10%以上増加するリスクが13%、
- 過体重(1度の肥満)になるリスクが22%、および
- (2度以上の)肥満になるリスクが33%、