夜間のスマホ使用を1週間控えると睡眠の質が向上した

(2019年5月) "ECE 2019" で発表されたオランダの研究で、スマートフォンやPCなどブルーライトを発する機器の使用を控えるだけでティーン・エイジャーの睡眠が改善されるという結果になりました。出典: Sleep problems in teenagers reversed in just one week by limiting screen use

これまでの研究

これまでの研究でも、夜間に多量の光(特にスマートフォンの画面から発せられるブルーライト)にさらされると体内時計が乱れて睡眠に関与するメラトニンというホルモンの生産に異変が生じ、その結果として睡眠に悪影響が出かねないことが示されています。

睡眠不足は短期的に疲労感や集中力の低下を招くだけでなく、長期的に肥満・糖尿病・心臓病のリスクを増加させかねません。

今回の研究

ブルーライトを発する電子機器を頻繁に使用するティーンエイジャー25人を被験者とするランダム化比較試験で、①そうした電子機器を夜間に使用しない場合と、②ブルーライトを遮断するメガネを着用した場合の効果を調べたところ...

①や②を1週間続けただけで、どちらの場合にも就寝時間と起床時間が20分早まり、さらに睡眠不足の症状(疲労感・集中力低下・不機嫌)が緩和されました。