大豆と死亡リスク(メタ分析)

(2019年7月) 大豆の摂取と死亡リスクの関係を調べたメタ分析が "Journal of the American Dietetic Association" に掲載されています。
タイトル: Soy, Soy Isoflavones, and Protein Intake in Relation to Mortality from All Causes, Cancers, and Cardiovascular Diseases: A Systematic Review and Dose-Response Meta-Analysis of Prospective Cohort Studies
著者: Seyed Mostafa Nachvak et al.

研究の方法

2018年5月より前に発表された研究の中から23の前向き研究を選出し、それらのデータをまとめて分析しました。 データに含まれる人数は合計33万人でした。

結果

  1. 大豆あるいは大豆製品の摂取量が多い場合には少ない場合に比べて、ガンで死亡するリスクが12%および心臓病/脳卒中で死亡するリスクが15%低かった。
  2. 総死亡リスクも同様に、大豆あるいは大豆製品の摂取量が多い場合に(特に高品質な研究で)低かった。
  3. 大豆摂取量が多いと胃ガン・大腸ガン・肺ガン・心臓病/脳卒中で死亡するリスクが低かった。
  4. 大豆イソフラボン摂取量が最大のグループは最少のグループに比べて、総死亡リスクが10%低かった。
  5. 大豆イソフラボン摂取量が10mg/日増えるごとに、ガン(種類は問わない)で死亡するリスクが7%および乳ガンで死亡するリスクが9%低下していた。
  6. 大豆タンパク質摂取量が5g/日増えるごとに、乳ガンで死亡するリスクが12%低下していた。
  7. 大豆タンパク質摂取量と総死亡リスクおよび心臓病/脳卒中による死亡リスクとの間には関係が見られなかった。