子供を噛むことが多い犬種

(2019年5月) "International Journal of Pediatric Otorhinolaryngology" に掲載されたオハイオ州立大学などの研究で、子供を噛むことが多い犬種が判明しました。出典: Study identifies dog breeds, physical traits that pose highest risk of biting children

研究の方法

米国の2つの医療機関に保存されている犬に顔を噛まれて外傷を負った症例15年分を調べたり、犬の噛み付きに関して調べ 1970年以降に発表された文献に目を通したりして、犬種と噛みやすさや怪我の程度との関係を調べました。

結果

噛み付きのリスクが高いうえに噛み付かれた時の怪我が重大となるのは、①雑種犬、②ピット・ブル(*)、および③短いが横には大きい頭部を持ち体重が30~45kg程度の犬(一般的に体重25kg以上で大型犬)でした。
(*) 幅広くパワフルな頭部を持ち体毛が短い筋肉質な犬(要は闘犬)を全般的に指し示すが、特にアメリカン・ピット・ブル・テリアやアメリカン・スタッフォードシャー・テリア、スタッフォードシャー・ブル・テリア などを指す。

研究者からのアドバイス

  1. 小さい子供は犬が噛み付きそうにしているときに出す微妙な兆候に気付けないので噛まれやすい。
  2. 子供が犬に噛まれるケースの大部分は自家の飼い犬が休んでいるところに子供が近づいて行ったときに発生している。
  3. 「犬が食事をしているときに犬にちょっかいを出してはいけないよ」と子供に教えておくこと。
  4. 犬が子供に干渉されず心安らかに食事をしたり休んだりできるスペースを確保してやると良い。
  5. 「犬にオモチャやお菓子を取られたときには大人を呼ぶように」と子供に伝えておくこと。 子供が自分で取り戻そうとするのは危険である。