水ベースの受動的な加温に睡眠を改善する効果!

(2019年5月) テキサス大学の研究グループが水ベースの受動的な加温(PBHWB)の睡眠改善効果についてまとめたシステマティック・レビューを "Sleep Medicine Reviews" に発表しています。
著者: Shahab Haghayegh et al.
タイトル: Before-bedtime passive body heating by warm shower or bath to improve sleep: A systematic review and meta-analysis

研究の方法

PBHWBの睡眠への効果を調べた17の研究論文(メタ分析の部分に用いたのは13)に目を通しました。

結果

40~42.5℃の湯でPBHWBした場合には睡眠の質(アンケートによる自己評価)と睡眠効率(布団に入っている時間÷実際に眠っている時間)が改善されていました。

布団に入る1~2時間前にPBHWBを行った場合には寝付くまでに要する時間が10分短くなりました。(*)

(*) たぶん、そういうことだと思います。 原文がよくわかりませんでした。

原文: PBHWB of 40-42.5 °C was associated with both improved self-rated sleep quality and SE, and when scheduled 1-2 h before bedtime for little as 10 min significant shortening of SOL.

原文がたぶん絶対におそらく100%確実に間違ってるんはずなんですが、どう直せばいいのかわからない。 "for little as" が "with" あるいは "with as little as" なら理解できるんですけど。 せめて "for as little as" ならよかったのに。

PBHWBにより手の平や足の裏の血の巡りが良くなって体熱が発散されやすくなり、それによって深部体温が下がるために体が睡眠に適した状態になるのだと考えられます。

PBHWBを行うタイミングやPBHWBを続ける時間などについて、今後の研究でいっそう調べる必要があります。

PBHWBとは何なのか?

ここに至るまでPBHWBが何なのかをさりげなく伏せてきました(クイズを楽しんでもらいたくて)が、PBHWBとは風呂シャワーのことです。