タイトル: Meat consumption in midlife and risk of cognitive impairment in old age: the Singapore Chinese Health Study
著者: Yi-Wen Jiang et al.
著者: Yi-Wen Jiang et al.
研究の方法
シンガポールに住む中国人 16,948人を対象に、1993~1998年にかけて(45~74才のときに)食生活を尋ね、2014~2016年における(61~96才のときの)認知機能障害の発生状況(*)を調べました。
(*) 認知機能のアンケート(Mini-Mental State Examination)で調べた。
結果
2,443人(14.4%)に認知機能障害が発生しました。
赤身肉の摂取量が最低だったグループに比べて最大だったグループでは、認知機能障害のリスクが16%増加していました。
鶏肉では摂取量と認知機能障害のリスクとの間に関係が見られませんでした。
生鮮の魚介類の摂取量が最大のだったグループは(最低だったグループに比べて)、認知機能障害のリスクが12%低下していました(95% CI: 0.77-1.00)。 長期保存が可能なように処理された魚介類(たぶん干物とか缶詰とか)では逆に19%のリスク増加でした。