身体活動量が多いと不安症になりにくかった(メタ分析)

(2019年6月) "Depression and Anxiety banner" 誌に掲載されたメタ分析で、身体活動量が多い人は不安症になりにくいという結果になっています。
タイトル: Physical activity protects from incident anxiety: A meta‐analysis of prospective cohort studies
著者: Felipe B. Schuch et al.

研究の方法

身体活動量(自己申告)が多い場合と少ない場合とで不安症になるリスクを比較した13のコホート研究(2018年10月10日までに発表されたもの)のデータをまとめて分析しました。

13の研究(コホート数は14)はいずれも追跡期間が1年間以上(平均4.7年間)で、データに含まれる人数は合計 75,381人(約半数が男性)でした。

結果

身体活動量が多い場合には少ない場合に比べて:
  • 不安症になるリスクが26%低かった。
  • 広場恐怖所になるリスクが58%低かった。
  • PTSD(心的外傷後ストレス障害)になるリスクが43%低かった。
今回のメタ分析に用いられた研究の品質は中~高でした(Newcastle-Ottawa Scale で9点満点のところ平均6.7点)。