野菜や果物と睡眠の関係(レビュー)

(2019年7月) リーズ大学(英国)の研究グループが野菜や果物の摂取と睡眠の関係についてこれまでの研究をまとめたレビューを "Nutrients" に発表しています

レビューの概要

  1. 成人を調べた52の研究論文に目を通したところ、実験的研究(ランダム化比較試験などの介入試験)は数が限られており結果も一致していないが、観察的研究では野菜/果物の摂取量が多い人に睡眠時間が7~9時間と理想的な人の多いことが示されている。
  2. 睡眠の質が野菜/果物の摂取量に影響するようだが、逆に野菜/果物の成分であるポリフェノールが腸脳軸(gut–brain axis)や体内時計などを介して睡眠の質に影響している(野菜/果物をたくさん食べていると睡眠の質が良くなる)可能性も考えられる。
  3. (野菜/果物に限らず)植物性食品によってミトコンドリア機能・エネルギー代謝・体脂肪などが改善されて睡眠の質が向上すると考える研究者もいる。