応急手当に関するよくある間違い(正解付き)

  1. 火傷
    火傷をしたときに、患部に氷を押し当てたり、バターなどを塗ったりするのは間違いです。 火傷の程度に関わらず、まずは流水で患部を冷やすのが正解です。 その後、患部をガーゼ(コットンなど毛羽立ったものは不可)で緩く覆って、病院に行きましょう。
  2. 電気熱傷
    電気ショックを受けたときには直ちに病院に行きましょう。 目に見える傷害の痕が無くても、体の奥深くに隠れた傷害が起こっていることがあります。 電気ショックでは、熱によるダメージと電流が体組織を流れたダメージの2つのダメージが発生します。
  3. 歯が折れた
    折れた歯をこすり洗いしてはいけません。 米国歯科医師会によると、歯が折れたら、折れた歯の先っぽ(噛むほう)を持って拾い上げ、牛乳の入ったコップに入れて歯医者または病院の救急室に向かうのがよろしい。 運がよければ、折れた歯を再び植え込むことができます。 歯が折れてからの経過時間が短いほど、植え込み成功率が上昇します。
  4. 指の切断
    切断してしまった指を直接氷で冷やすのは間違いです。 切断してしまった指は、水を通さない袋に入れて、その袋ごと氷で冷やすようにします。 その後、すぐに病院に行きましょう。
  5. 鼻血
    仰向けに寝るのは間違いです。 前かがみの姿勢を維持するのが正解。 そして、鼻骨の下をつまんで5~10分間待ちます。 それでも鼻血が止まれなければ病院へ。
  6. 捻挫
    温めるのは間違いです。 冷やしましょう。 ただし、氷などを直接患部に当てるのではなく、タオル越しに患部に当てるようにします。 20分間ほど冷やすと腫れがマシになるはずです。 腫れや炎症を抑えるために、イブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAID)を服用してもよいでしょう。 参考記事: 解熱鎮痛剤の服用は十分に水分を摂ってから 捻挫が痛くて立ったり歩いたり出来なければ、骨折している可能性があるので病院に行きましょう。

  7. 米国小児科学会によると、トコン(薬物の飲み過ぎや中毒の際に吐き気を催させる薬剤)で毒を吐かせようとするのは間違いです。 すぐに病院に連れて行くのが正解です。 病院に行く際には、飲んでしまった毒物の容器を持っていきましょう。
  8. てんかん発作
    (舌を噛まないようにしようとして)口に何かを詰めるのは最悪の間違いです。 患者を横向きに寝かせて、救急車を呼ぶのが正解です。