少量のコーヒーに認知症を予防する効果

(2016年6月) "Clinical Nutrition" 誌に掲載された中国人民解放軍総合病院などの研究(メタ分析)によると、少量のコーヒーに認知症を予防する効果があるかもしれません。

研究の方法

コーヒーと認知症の関係について調べた前向き研究の中から所定の基準を満たす9つの研究を選出し、それらのデータを分析しました。 9つの研究のデータに含まれていた人数は合計3万4千人超で、追跡期間は1.3年~28年(研究により異なる)でした。

結果
コーヒー飲用量が1杯/日未満の場合に比べて、飲用量が1~2杯/日の場合には認知症(*)を発症するリスクが18%低くなっていました。 ところが、飲用量が3杯超/日(†)の場合には飲用量が1杯/日未満の場合と認知症の発症リスクに差が見られませんでした。

(*) 一般的な認知症の他に、アルツハイマー病や軽度認知障害を含む。

(†) 正しくは「3杯以上/日」でしょうか? 「3杯超/日」だとすると3杯の場合にどうなのかが不明です。
解説
コーヒー飲用量と認知症のリスクの関係を示すグラフがJ字型を描くという結果でした。 コーヒーの飲用量が多いと認知症を予防する効果が得られないということかもしれません。