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グリセミック指数とグリセミック負荷(2/2ページ)

グリセミック負荷

グリセミック指数(GI)では、炭水化物がブドウ糖として吸収されるペースを示しますが、GI が高い食品でも炭水化物の含有量が少なければ、体に与える影響も少ないと考えられます。 そこで考案されたのがグリセミック負荷(GL)です。

グリセミック負荷を算出するには次の式を用います:
グリセミック負荷=食品のグリセミック指数×その食品に含まれる炭水化物の割合
例えば、GI が72のスイカの場合には次のような計算になります:
GI 72× 炭水化物の割合 5%=GL 3.6

スイカは、GI は 72 と非常に高いのですが、重量の大部分が水分で炭水化物の含有量が非常に少ないためグリセミック負荷は小さくなります。 炭水化物がブドウ糖として体内に吸収される速度は速くても、血糖値を大きく増加させるには至らないため実際には血糖値があまり上がらないのです。

グリセミック負荷を用いることで例えば、スイカ(GI が 72)が血糖値に与える影響が、バナナ(GI は 50超だが、炭水化物の割合は 20%)に及ばないことがわかるわけです。

グリセミック負荷は過去の研究で2型糖尿病などの慢性病のリスクへの関与が指摘されています。