ニキビを悪化させる食品

グリセミック負荷の高い食品

グリセミック負荷が低い食事をしている人たちにはニキビが少ないことや、グリセミック負荷の低い食事に切り替えることで炎症が低減され、油胞も小さくなって、ニキビが減少するというデータが存在します。

グリセミック負荷と炎症とニキビの関係

グリセミック負荷が高い食品を食べると血糖(血中に存在するブドウ糖の量)の量が増えます。 そうすると血糖を処理するために、インスリンと呼ばれるホルモンの分泌量が増加します。 インスリンの分泌量が増加した状態が続くと炎症が生じてニキビが悪化します。

グリセミック負荷と油胞とニキビの関係

また、グリセミック負荷が高い食品を大量に食べると、皮膚に存在する油胞(脂肪を分泌する腺)が活性化しニキビの一因となります。

食事の影響を受けるニキビとそうでないニキビがあるかもしれません。 ニキビは食事以外にも、遺伝・ホルモン・投薬などの要因に影響されます。
乳製品

"Journal of the Academy of Nutrition and Dietetics"(2013年2月)に掲載された米国の研究では、グリセミック負荷の高い食品の他に乳製品もニキビの悪化に関与しています。 この研究では、1960~2012年の間に行われた食事とニキビの関係に関する複数の研究のデータを分析しました。

チョコレート
2011年に10人の男性を被験者として行われた研究で、チョコレートを食べるとニキビがひどくなるという結果になっています。
チョコレートには脂肪分以外に糖分も多く含まれているので、高グリセミック食品ということでニキビが悪化するのかもしれません。
チョコレートでニキビ体質に

"Cytokine" 誌(2013年3月)に掲載されたオランダの研究によると、チョコレートを食べることによってニキビ菌(Propionibacterium acnes)に反応して炎症が生じたり、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)が増殖しやすい体質になるようです。

ニキビ菌は詰まった毛穴で増殖してニキビや炎症の原因となります。 黄色ブドウ球菌はニキビを悪化させます。
この研究では、被験者たちに480グラムほどのチョコレート(ココアの含有率は30%)を4日間食べてもらったのちに血液サンプルを採取してニキビ菌と黄色ブドウ球菌に暴露させるという試験を行いました。