身体活動量・肥満度・座って過ごす時間と大腸ガンになるリスクの関係

(2018年3月) シドニー大学などの研究チームが身体活動量・肥満度・座って過ごす時間と大腸ガンになるリスクとの関係を調べた結果が "BMC Public Health" に掲載されています。

研究の方法

オーストラリアに住む45~106才(平均62才)の男女22万人超を対象に、生活習慣などを調べたのち大腸ガン(結腸ガン+直腸ガン)の発症状況を平均で2.7年間にわたり追跡調査しました。

結果

追跡期間中に846件の結腸ガンおよび368件の大腸ガンの発症が確認されました。

肥満度

BMIが最高(29.4以上)だったグループは最低(23.6未満)だったグループに比べて、結腸ガンになるリスクが32%増加していました。

直腸ガンに関しては発症リスクとBMIとのあいだに関係が見られませんでした。

身体活動量

激しい身体活動を毎週行う習慣があったグループは習慣がなかったグループに比べて、身体活動に費やす時間にかかわらず、結腸ガンになるリスクが22%低下していました。 中程度の激しさの身体活動の量が多くても結腸ガンのリスクは下がっていませんでした。

直腸ガンに関しては、発症リスクと身体活動(いずれの激しさでも)の習慣とのあいだに関係が見られませんでした。

座って過ごす時間

座って過ごす時間と大腸ガンになるリスクとの間には関係が見られませんでした。