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ADHD気味であるというだけでも寂しさを感じるリスクが高い

(2017年2月) "Research in Developmental Disabilities" 誌に掲載された国立精神・神経医療研究センター(日本)などの研究で、注意欠陥・多動性障害(ADHD)的な傾向がある人は寂しさを感じることが多いという結果になりました。

これまでの研究では、ADHDの成人には孤独感と密接な関係にある要因(離婚や精神面での不安など)を抱えている人が多いことが示されています。

研究の方法

英国に住む16才以上の男女 7,403人を対象に、ADHDの症状に関するアンケート(ASRS)や孤独感に関するアンケートなどを実施しました。 データの分析においては、孤独感の強さに影響する様々な要因を考慮しました。

結果
ASRSのスコアが14点以上(*)のグループは、寂しさを感じるリスク(オッズ比)が2.48倍でした。 ADHDの症状が強いほど孤独感も強いという関係も見られました。
(*) ASRSでは、スコアが16点までであれば「ADHDである可能性は低い」と判断されます。 参考までに、17~23点が「ADHDである可能性が高い」で、24点以上が「ADHDである可能性が非常に高い」です。
研究チームの計算によると、ADHDの症状と孤独感の関係の1/3超に、一般的な精神障害(common mental disorders)が関わっています。