ADHDの子供には登校前に有酸素運動をさせると良い

(2014年9月) "Journal of Abnormal Child Psychology" に掲載されたミシガン州立大学の研究によると、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の子供は毎朝学校に行く前に有酸素運動をすることで、学校や家庭でADHDの症状を示すことが減る可能性があります。

研究の方法

幼稚園から小学2年生までの子供を対象に、12週間にわたる試験を行って運動がADHDの症状に及ぼす影響を調べました。

試験に参加したのはADHDの児童とADHDではない児童の合計で200人で、この200人を2つのグループに分けて、一方のグループには毎朝登校する前に中~高強度の運動をさせ、もう一方のグループには授業と同じような体を動かさない活動をさせました。

結果

いずれのグループでもADHDの症状の改善が見られましたが、運動をしたグループの方が広い範囲においてADHDの症状が改善していました。

コメント

研究者は次のように述べています:
「今回の研究だけでは色々と不明な点が残っていますが、ADHDに対する介入(治療)の方法として運動が有望であるとは言えそうです。 運動は健康全般にとっても有益ですし。 学校の授業で体育の時間が増えると良いのですが」