とある食生活とクローン病の関係

(2019年4月) "European Journal of Nutrition" に掲載されたヘロコピポ大学(ギリシャ)などによる研究で、クローン病患者の食生活がメディテラネアン・ダイエット(MD)に近いとクローン病が不活発であるという結果になっています。
著者: Efstathia Papada et al.
タイトル: Adherence to Mediterranean diet in Crohn’s disease

研究の概要

クロ-ン病が再発している患者41人と寛解した患者45人とで食生活を比較したところ、クローン病が不活発な患者のほうが食生活がMDに近いという結果でした。

さらに、食生活のメディテラネアン・ダイエットへの近さをスコア化したところ、スコアが高い(食生活がMDに近い)と健康関連の生活の質(*)が良好でクローン病も不活発でした。
(*) IBDQ(Inflammatory Bowel Disease Questionnaire)というアンケートで調べた。 とある文献によると、IBDQはスコアが高いと健康関連の生活の質(HRQOL)が良好。
この結果に基づき研究グループは、「クローン病患者にとって、食生活がMDに近いのは生活の質の改善やクローン病の活性の低減に重要かもしれない」と述べています。