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脂肪細胞が作り出すホルモンと認知症の関係

(2012年1月) "Archives of Neurology" に掲載された研究によると、脂肪細胞が作り出すホルモンが多い女性では認知症になるリスクが増加すると思われます。

このホルモンはアディポネクチンと呼ばれ、新陳代謝の調節とインシュリン感受性を増進する作用があります。 これまでの研究ではアディポネクチンが多いと2型糖尿病のリスクが減少することが明らかにされていますが、今回の研究によるとアディポネクチンは脳機能の低下に関わっています。

研究の概要

840人の患者を13年間に渡って追跡調査したところ、アディポネクチンの量が多い女性患者では認知症を発症するリスクが60%、そしてアルツハイマー病を発症するリスクが90%増加していました。

解説
アルツハイマー病ではインスリン抵抗性が見られますが、このインスリン抵抗性に対抗しようとしてアディポネクチンが多量に作られるのではないかと、この研究グループでは考えています。