ティーンエイジャーの喘息の多くはアレルギー性疾患ではない

(2015年12月) "Respirology" 誌に掲載された研究によると、10代の子供の喘息は気道の炎症を伴っていないことが多く、そういうケースはアレルギー性疾患に分類されるべきではありません。

研究の方法

喘息を抱える子供77人の臨床的な性質と炎症マーカーを評価し、12~17才の健康な子供68人のデータと比較しました。

結果
喘息の子供で好酸球や好中球(*)が増えているわけではありませんでした。
(*) いずれも炎症に反応して高濃度で存在する白血球。
コメント
研究者は次のように述べています:
「既存の喘息治療薬は炎症の軽減を目的とするものが大部分です。 治療薬の効果が薄い患者がいる理由も今回の結果で説明できるかもしれません。 気道の炎症を伴わずに喘息が起こっている患者がいるとすれば、炎症以外をターゲットとする治療が必要となるでしょう」