成人後に腹部が太った人は皮下脂肪よりも内臓脂肪がたくさん増えている

(2018年7月) "International Journal of Obesity" に掲載されたライデン大学(オランダ)の研究によると、成人後に体重が増えた人は腹部の皮下脂肪よりも内臓脂肪がたくさん増えているようです。

Inge Verkouter et al. "Adult weight change in relation to visceral fat and liver fat at middle age: The Netherlands epidemiology of obesity study"

研究の方法

オランダに住む中年男女 6,671人を対象に、体重測定・MRI(核磁気共鳴画像法)による腹部脂肪(皮下脂肪+内臓脂肪)のチェック・20才の頃の体重に関するアンケート調査などを実施しました。

結果

成人後に体重が50%増えたグループ(前者)と体重に変化がなかった(*)グループ(後者)とで比較したところ、腹部の皮下脂肪の量は前者が後者の1.54倍だったのに対して内臓脂肪の量は1.96倍でした。

腹部の皮下脂肪よりも内臓脂肪のほうが、成人後に太ったグループと太らなかったグループとの差が激しかったというわけです。
(*) 成人後の体重増減の幅が5%以内。
成人後に体重が50%増えたグループは肝臓の中性脂肪の量も、体重に変化がなかったグループの2倍以上でした(2,580人のデータに基づく)。