閲覧以外でのコンテンツの利用をお考えの方は引用・転載をするときのルールをご確認ください。
Copyright (c)2013-2017 最新健康ニュース All Rights Reserved.

糖尿病や肥満の人にオススメの甘味料 "アガビン"

(2014年3月) "American Chemical Society" の寄合いで発表されたメキシコの研究によると、リュウゼツラン(agave)から取れるアガビン(agavin)と呼ばれる甘味料が肥満や2型糖尿病の対策として有効であるかもしれません。

この甘味料は、難消化性の食物繊維であるために血糖値が増加する原因とならず、ダイエットにも有効だと考えられるのです。 さらに、この甘味料には GLP-1(グルカゴン様ペプチド1)というホルモンを増加させる作用もあります。
GLP-1
GLP-1 とは、消化管に入った炭水化物を認識して消化管粘膜上皮から分泌される消化管ホルモンのことで、次のような作用があります:

  1. 血糖の量に応じて膵臓から分泌されるインスリンの量を増加させる。
  2. 胃酸の分泌を抑制し、胃がからっぽにならないようにする。
  3. 脳に満腹感を認識させる。
  4. インスリン感受性を高める。
さらに、アガビンは果糖で構成される多糖であるため、アガビン自体も満腹感をもたらすと考えられます。 リュウゼツランは、テキーラという蒸留酒の原料です。 アガビンに含まれる果糖が醗酵してアルコールになるのでしょうか。 この研究では、マウスの群れを複数のグループに分けて、飲み水にアガビンや、ショ糖(普通の砂糖)、ブドウ糖、果糖、アスパルテームを添加し、(どのグループも食事は標準的なものを与えた)、血糖値を毎週測定して各グループで比較しました。

その結果、アガビン水を飲んだグループでは、他のグループのマウスよりも、食事量が減り、体重が落ち、血糖値も低くなる傾向にありました。


研究者は次のように述べています:

「アガビンはお求め安い価格である上に、人工甘味料のような副作用もこれまでに確認されていません。 ただし、アガビンが合わない体質(不耐性)の人もいるので要注意です。

アガビンは人工甘味料ほどには甘くありませんが、砂糖と同程度の甘さはあります」