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肌を老化させる物質「AGE」が溜まりやすい人の特徴

(2017年6月) "European Journal of Nutrition" に掲載されたモナシュ大学(オーストラリア)の研究で、最終糖化産物(AGE)と呼ばれ肌の老化を促進する物質が、どのような人に溜まりやすいかが明らかにされています。

AGEとは

AGEは糖化(糖鎖形成)というプロセスによって生じる物質です。 AGEは体内で作り出されるほか、加熱調理によりAGEが発生した食品を摂取することでも体内に取り込まれます。

AGEはタンパク質を変質させる作用を通じて、お肌に次のような悪影響を引き起こします:
  • シワが生じる。
  • 老化する。
  • 紫外線でダメージを受けやすくなる。

若いうちはAGEがもたらす悪影響も平気ですが、コラーゲンやエラスチンの生産能力が衰える35才くらいから、AGEがもたらすダメージ(シワやタルミ)が目に見えるようになってきます。

研究の方法

健康な成人251人を対象に以下を行いました:
  • 生活習慣に関するアンケート調査
  • 身長・体重・ウェストサイズの測定
  • 血圧と血糖値の検査
  • 皮膚に蓄積するAGEの量の測定(AGEリーダーという計器で測定した)

結果

AGEが多い人の特徴

以下に該当する場合に、皮膚に蓄積するAGEの量が多いという結果でした:
  • 年齢が高い。
  • 喫煙習慣がある。
  • (特に腹部が)太っている。
  • 肉類の摂取量が多い。

研究チームの計算によると、皮膚に蓄積するAGE全体の48%が、こうした生活習慣の違いに左右されます。

AGEが少ない生活習慣

穀類の摂取量が多いと皮膚に蓄積するAGEの量が少ないという関係が見られました。