スチュワーデスも皮膚ガンになりやすい

(2014年9月) "JAMA Dermatology" に掲載されたカリフォルニア大学サンフランシスコ校のメタ分析によると、旅客機の客室乗務員(スチュワーデス)でも、メラノーマという悪性の皮膚ガンになるリスクがパイロットと同程度に増加すると思われます。

パイロットなどの旅客機乗務員に皮膚ガンが多いのは、飛行機が飛ぶ高度の高い場所で紫外線や宇宙線(宇宙空間を飛び交う高エネルギーの放射線)などへの被曝量が増えるのが原因であると考えられています。

現在のところ、宇宙線に関してはパイロットだけでなく客室乗務員にも被害があることは認識されていますが、紫外線の被曝に関しては客室乗務員の職業的リスク要因として十分に認知されていません。

このメタ分析では、旅客機のパイロットと客室乗務員のメラノーマ発生状況について調べた19の研究のデータ(266,000人分)を調査しました。

その結果、旅客機乗務員のメラノーマのリスクが、パイロットだけでなく客室乗務員でも一般人の2倍超となっていました(パイロットで2.22倍、客室乗務員で2.09倍)。