飲酒習慣に問題があると心臓疾患のリスクが増加

(2017年1月) "Journal of the American College of Cardiology" に掲載されたカリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究によると、飲酒習慣に問題がある(*)人は心臓疾患のリスクが増加します。
(*) アルコール依存症、二日酔い、過剰飲酒、飲酒による幻覚・せん妄など。
研究の方法

2005~2009年のうちに医療機関を利用した21才以上の米国人男女1470万人のデータを用いて飲酒習慣と心臓疾患リスクとの関係を調べました。 データの分析においては、心臓疾患のリスク影響する様々な要因を考慮しました。

結果
飲酒習慣に問題があると診断されたのは27万人(1.8%)ほどでした。 この27万人では、心房細動(*)のリスクが2.1倍、心筋梗塞のリスクが1.45倍、うっ血性心不全のリスクが2.3倍に増加していました。
(*) 不整脈の一種で、心臓の鼓動が早すぎたり不規則だったりするという症状。 心房細動により、脳卒中・心不全・心臓発作・早死に・認知症のリスクが増加する。
解説
上述の心臓疾患リスク増加の程度は、糖尿病・高血圧・肥満などによる心臓疾患リスク増加の程度に匹敵します。