閲覧以外でのコンテンツの利用をお考えの方は引用・転載をするときのルールをご確認ください。
Copyright (c)2013-2017 最新健康ニュース All Rights Reserved.

飲酒の関節リウマチへの影響③

飲酒でリスクが減るのは重症のリウマチのみ?

英国の大学が行ったメタ・アナリシス(2013年4月)では、抗シトルリン化タンパク抗体(抗CCP抗体。 前出の ACPA と同じものを指す)のある患者でのみ飲酒により関節リウマチのリスクが減少していました。

このメタ・アナリシスで9つの研究と893の論文(患者総数1万2千人近く)を分析したところ、日常的にお酒を飲む患者ではリウマチと診断されるリスクが48%少ないという結果になったのですが、このリスク減少が見られたのは抗CCP抗体を有する患者だけでした。

抗CCP抗体は、リウマチの症状が重いことを示す指標として用いられ、リウマチ患者の67%で見られます。
つまり飲酒によって、症状が軽い関節リウマチになるリスクは変わらないけれど、症状が重い関節リウマチになるリスクが減るということでしょう。