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閉経後の女性の腹部に脂肪が付くメカニズムが明らかに

(2013年5月) オハイオ州立大学の研究により、女性(特に閉経後)のほうが男性よりも、脂肪分の多い食事でお腹の肉が付き易い可能性が示されました。

研究の内容

この研究ではマウスを使った実験を行いました。 マウスの遺伝子を操作して、アルデヒド・デヒドロゲナーゼ 1(ALDH 1)という酵素を除去したところ、脂肪の多い食事を食べさせても全く太らず、特にお腹周りに脂肪が付きませんでした。 そして、この現象はメスのマウスで顕著でした。

つまり、脂肪の多い食事によりALDH 1という酵素が活性化し、これによって女性の内臓周辺に蓄積される脂肪が形成されている可能性があるというわけです。 内臓脂肪が多いと2型糖尿病・心臓病・ガンなどのリスクが増加します。

エストロゲンに ALDH 1 を抑制する効果

この研究では更に、ALDH 1 が女性ホルモンであるエストロゲンにより抑制されることも判明しました。 閉経後の女性がお腹周りの脂肪に悩まされるのは、エストロゲンの体内量が減っているのが原因かもしれないのです。

研究グループによると、脂肪でALDH 1が活性化し内臓周辺に脂肪が付くというプロセスはマウスでも人間でも同じです。 ただし現段階では、この研究結果はヒトでは未だ確認されていません。