その「風邪」は季節性アレルギーかも

花粉症のように特定の季節だけに生じるアレルギー症状のことを季節性アレルギーといいますが、この季節性アレルギーになるのは春だけではありません。 夏や秋や冬にも季節性アレルギーになる人は珍しくないのです。

そして季節性アレルギーの一般的な症状が、咳・くしゃみ・鼻詰まり・鼻水であり、風邪の症状と非常に良く似ているため、風邪や夏風邪と勘違いされることがあります。

季節性アレルギーの原因
春以外の季節性アレルギーの主な原因は、次の通りです:
: イネ科の植物の花粉や、カビの胞子など
: ブタクサなどの花粉
: カビや、ホコリ、ダニのフンや死骸、ペットの毛やフケなど。
冬には室内で過ごす時間が増える上に換気をすることが減るため、ホコリなどの汚れが季節性アレルギーの原因物質となります。

それまで季節性のアレルギーがなかった人でも、住む場所が変わったり体内のホルモン量が変わったりするのが原因で大人になってからアレルギーになるということがあります。 また、季節性アレルギーは、季節の変化が激しい地域に多いことが知られています。

風邪と季節性アレルギーとの見分け方
以下に該当する場合には、風邪ではなく季節性アレルギーである可能性が高くなります:
  • 季節の変わり目と同時に症状が始まる。 これに対して、風邪の場合は症状が始まる時期が不特定。
  • 症状が2週間以上続く。 風邪の症状持続期間が7~10日であるのに対して、アレルギーはそのシーズンの間はずっと続きます。
  • クシャミだけでなく目・喉・鼻の痒みがある。 風邪の場合は、喉の痛みが真っ先に生じたり、発熱や体の痛みを伴ったりする。
  • 発熱がなく何度も「風邪?」をひく。 その「風邪?」は実は風邪ではなくアレルギーである可能性が高い。
  • 症状が一定。 風邪の場合には症状のひどさに変化があります。
  • 喘息持ちである。 喘息持ちの人の75~80%は季節性アレルギーも生じます。