ミネラル・ウォーターでアルツハイマー病が治る!?

(2012年10月) "Journal of Alzheimer's Disease" に掲載されたキール大学(英国)の研究によると、毎日1クォート(1.136リットル)のミネラル・ウォーターを飲むことで、アルツハイマー病を予防できる、または治せる可能性があります。

ケイ素を豊富に含む水を飲むことで、アルツハイマー病患者の体内からアルミニウムを除去できるというのです。 アルミニウムはアルツハイマー病への関与が長らく疑われています。

研究の概要

アルツハイマー病の患者たちに13週間にわたって毎日ミネラルウォーターを1クォート飲んでもらったところ、アルミニウムの体内量が最大で70%減少しました。

そして、患者の大部分で認知能力が衰えていなかっただけでなく、一部の患者では認知能力が大いに改善されていました。

解説

ミネラル・ウォーターを飲むことによってアルミニウムが体外に排出されるという点に関して研究者は、血流中のアルミニウムがミネラル・ウォーターに含まれるケイ素によって吸着され、尿として排出されると断言しています。

その一方で、アルミニウムの体内量が減ることでアルツハイマー病が改善されるという点について研究者は「アルミニウム体内量の減少と認知機能の改善に関係が認められる可能性がある」と少々控えめな口調になっています。 さらに「13週間という短期間で(アルツハイマー病の症状に)変化があるとは考え難いのに認知能力が改善が見られたのは驚きだ」とも述べています。

ミネラル・ウォーターの種類

研究で使用したミネラル・ウォーターはマレーシアの Spritzer というブランドのものでしたが、研究者によると大切なのはケイ素の含有量なので、フィジー・ウォーターなどでも良いということです。

ケイ素の元素記号は "Si" 、シリカ(二酸化ケイ素)の元素記号は "SiO2"ですが、シリカ含有量の多さが売りのフィジー・ウォーターで良いということなので、フィジー・ウォーターに限らずシリカを多く含むミネラル・ウォーターであればよいのでしょう。

1リットルあたりのシリカ含有量がボルヴィックでは31.7mgなのに対して、フィジー・ウォーターでは92mgです。