店内のBGMが食品のチョイスに影響する

(2018年5月) "Journal of the Academy of Marketing Science" に掲載された南フロリダ大学などの研究によると、外食をするときやスーパーで買い物をするときに店内の環境音楽(BGM)の音量が大きいと不健康な食品を選んでしまう恐れがあります。出典: Cheeseburger or Salad? How Music Volume Impacts Your Decision

研究の方法

スウェーデンのカフェにて、BGMとして55デシベルまたは70デシベルの音量で様々なジャンルの曲を流してみました。

結果

BGMの音量が大きいときには小さいときに比べて、不健康な飲食物を注文する客が20%増えました。

解説

音量は心拍数と覚醒度に直接的に影響します。

静かな音楽には鎮静作用があるので、何を注文するかを落ち着いて決めることができ、それゆえに比較的健康的な食品を注文しやすくなります。

けたたましいBGMは刺激とストレスを増やすため、脂肪分をたっぷりと含むチーズバーガーやフライを注文したくなります。

レストランやスーパーマーケットの運営者は、BGMに配慮することで顧客が何を注文するかをある程度コントロールできる可能性があります。
逆に客は、レストランやスーパーの店内BGMに意識を向けてBGMが自分の購買行動に及ぼす影響の方向性を自覚することで、店内BGMの影響を回避できるかもしれません。