慢性的に高血糖だと、運動による血糖コントロールが効果少

デンマークの研究グループによると、運動による血糖コントロール改善の効果は、運動前の血糖値に左右されます。 中強度の有酸素運動により血糖コントロールを改善できますが、慢性的に高血糖の人では、このような運動が効果を発揮しない傾向にあります。

研究グループは、耐糖能が損なわれている、または2型糖尿病である比較的高齢の肥満者(平均年齢61歳)105人を対象に、12~16週間の有酸素運動プログラムを実施しました。

運動プログラムの実施後、体重、体脂肪率、空腹時血糖値、および経口ブドウ糖負荷試験2時間値は有意に改善していましたが、慢性的に高血糖の人、それも特に2型糖尿病の患者では、血糖コントロールの改善幅が少なかったのです。

研究者は次のように述べています:

慢性的に高血糖の人においては、血糖コントロールや健康に対する運動の効果が乏しいと考えられるため、2型糖尿病をコントロールできていない人では運動が有効とならない可能性が高くなると思われます。