閲覧以外で当サイトのコンテンツを利用する場合には必ず引用・転載・ネタ探しをするときのルールに目を通してください。

男性型脱毛症のリスクは指の長さにあらわれる

(2017年9月) "Journal of Cosmetic Dermatology" に掲載されたセルジューク(*)大学(トルコ)の研究によると、薬指に対して人差し指の長さが短い人はアンドロゲン性脱毛症(「男性型脱毛症」とも呼ばれる。 以下「AGA」)のリスクが高くなります。
(*) 「セルジューク」はトルコ語で「雄弁な」という意味。

指の長さとAGA

薬指に対する人差し指の長さはディジット比と呼ばれ、体質の男性らしさの尺度となると考えられています。

胎児のときに母親の胎内でさらされた男性ホルモンの量が多いと、男女を問わず体質が男性的になりディジット比も小さく(薬指に比して人差し指が短く)なります。

円形性脱毛症が自己免疫疾患であるのに対して、AGAには男性ホルモンが深く関与しているため、ディジット比とのあいだに関係が見られても不思議ではありません。

研究の方法

中等症~重症のAGA患者99人(平均年齢30才)と健常者90人(平均年齢20才)の指の長さを計測してディジット比を割り出しました。

結果

健常者では平均0.97であった左手のディジット比が、AGA患者では平均0.89でした。

ディジット比は「人差し指の長さ÷薬指の長さ」で計算するので、数字が小さいほど薬指に対して人差し指が短いことになります。

AGAの重症度や発症時期とディジット比とのあいだには関係が見られませんでした。