鶏肉と魚肉を多く食べる人では肝臓がんのリスクが減少

(2014年10月) "Alimentary Pharmacology and Therapeutics" 誌に掲載されたレビューで、鶏肉や魚の摂取量が多い人は肝臓ガンになるリスクが少ないという結果になりました。

研究の方法

このレビューでは、1956~2013年のうちに行われた食事とガンの関係に関する多数の研究のデータを分析しました。 データに含まれていた人の数は男女あわせて50万人近くになります。

結果

鶏肉をよく食べる人では21%、魚をよく食べる人では22%、それぞれ肝臓ガンになるリスクが減っていました。 鶏肉と魚のいずれについても、比較対象は鶏肉や魚をほとんど食べない人です。

一方、赤身肉や加工肉(ハムやソーセージなど)をよく食べるという人では、肝臓ガンのリスクは減っていませんでした。 それどころか研究グループによると、脂肪や鉄分などを多く含む肉類は慢性肝疾患のリスクが増加する原因となる可能性があります。

コメント
研究グループは次のように述べています:
「今回の結果から、赤身肉と飽和脂肪(肉や乳製品に多く含まれる)によって肝臓ガンのリスクが増加する可能性が示唆される。 一方、白身肉(鶏肉)や魚ではリスクが減少していた」