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動物性タンパク質が脳卒中予防に効果?

(2014年6月) "Neurology" 誌に掲載された南京大学(中国)のレビューによると、動物性タンパク質を積極的に食べることによって脳卒中のリスクを減らせるかもしれません。

このレビューで7つの研究のデータ(データ人数合計25万人超)を分析したところ、動物性タンパク質の摂取量が最高水準にある人では、最低水準にある人に比べて20%も脳卒中を起こすリスクが減少していたのです。

主な結果
主な結果は次のようなものです:
  • 1日当たりの動物性タンパク質摂取量を20g増やすごとに脳卒中のリスクが26%低下すると推算される。
  • 動物性タンパク質により脳卒中のリスクは29%低下する。 植物性タンパク質では12%の低下。(いずれも比較対象は不明)

これらの結果は、喫煙や高コレステロールなどの脳卒中のリスク要因を考慮した上でのものです。

考えられる理由

タンパク質の摂取によって脳卒中のリスクが低下する明確な理由はわかっていませんが、動脈の硬化や、高血圧糖尿病などの脳卒中のリスク要因を予防する作用がタンパク質にはあるようです。

そして、動物性タンパク質と植物性タンパク質で脳卒中の予防効果が異なるのは、両者のタンパク質の「品質の差」が理由なのかもしれません。 動物性タンパク質には人体が必要とする全てのアミノ酸が含まれているのに対して、大部分の植物性タンパク質はそうではありません。