ブルーベリーなどの成分アントシアニンに糖尿病を予防する効果

(2016年8月) 中国の大学が行ったメタ分析によると、フラボノイドの一種であるアントシアニンや、アントシアニンを豊富に含むブルーベリーなどのベリー類に2型糖尿病を予防する効果が期待できるかもしれません

アントシアニンはベリー類以外では、色の濃いブドウ、ワイン、赤色あるいは青色の野菜などに含まれています。
メタ分析の方法
ベリー類の摂取量と2型糖尿病になるリスクとの関係を調べた3つのコホート研究(*)、およびアントシアニン摂取量と2型糖尿病になるリスクとの関係を調べた5つのコホート研究(†)のデータを分析しました。

(*) 3つの研究のデータに含まれる人数は20万人超、糖尿病の症例数は1万2千件超。

(†) 5つの研究のデータに含まれる人数は19万人超、糖尿病の症例数は1万3千件ほど。
結果

アントシアニン摂取量が多い場合には少ない場合に比べて、2型糖尿病のリスクが15%少なくなっていました。 ベリー類の摂取量が多い場合にも同様に、2型糖尿病のリスクが18%少なくなっていました。

アントシアニンもベリー類も、摂取量が多いほど2型糖尿病のリスクが減っていました。 研究チームの計算によると、2型糖尿病の発症リスクを5%減らすのに必要なアントシアニン摂取量は7.5mg/日、ベリー類の摂取量は15g/日です。