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アンチエイジングに関わるホルモン

DHEA

DHEA(デヒドロエピアンドロステロン)は、ヒトの体内において副腎がコレステロールから生産するホルモン前駆体です。 このDHEAは、エストロゲンとテストステロンという性ホルモンの生産に深く関わっているほか、ヒトが成長・成熟するときの肉体の変容のエネルギーにもなります。

DHEAは20代の半ばから後半にかけて減少し始め加齢の一因となります。 70歳の時点では、DHEAの量は20代の頃の10%以下にまで減っています。

DHEAの補充は、自己免疫疾患・肥満・認知症・骨粗鬆症・慢性疲労などに効果がある場合があります。

プロゲステロン

プロゲステロンは、睡眠サイクルの調節や免疫系と脳機能の活性化にとって大切なホルモンです。 プロゲステロンには血糖値の正常化や体脂肪の減少などの効果も期待できます。

このホルモンは卵巣の黄体から分泌されますが、男性の体内にも少量が存在します。 プロゲステロンのバランスが崩れると、睡眠の質が落ちる・気分の変動が激しくなる・思考がぼやけるなどの老年性の症状が生じる可能性があります。

プロゲステロンはホルモン前駆体でもあり、エストロゲン、テストステロン、コルチゾールなどに変化します。 プロゲステロンの量が少ないと、コルチゾールの量が増える一方で、性ホルモンの量が減ってしまい、免疫機能が弱くなるほか様々な問題が生じます。

成長ホルモン(HGH)

ヒト成長ホルモン(human growth hormone、HGH)は、脳下垂体から分泌されるホルモンで、特に子供において、臓器と体組織の健全な発達・維持に必要とされます。 HGHはヒトの一生を通して、体組織の成長・筋肉量の増加・骨密度の強化に作用します。

HGHを用いたホルモン療法は、成長不良の子供やホルモン不足の若者に対して行われるのが普通ですが、成人でもホルモン・バランスが崩れている人に対して稀に用いられることがあります。

医師が処方するHGHは注射により投与されます。 市販されているHGHの錠剤やスプレーは有効性が示されていません。

テストステロン

テストステロンはアンドロゲンというホルモンの一種で、男性ホルモンだとされていますが女性の体内でも作用しています。

男性は、テストステロンによって思春期に声が低くなり、体毛が増えたりします。 テストステロンは、活力・記憶力・気分・筋肉・腕力などに関わっています。

女性もテストステロンによって気分・活力・体重などが左右されるため、テストステロンのバランスは重要です。 テストステロンが不足すると体重が増えやすくなります。 テストステロンは加齢により減少します。

エストロゲン

エストロゲンというのは、エストラジオール、エストロン、およびエストリオールの総称です。 エストロゲンは男性の体内にも存在しますが、加齢のプロセスにおいては女性への影響の方が大きくなります。

女性の体内においてエストロゲンは、女性的な性質の発達を促します。 エストロゲンは女性の体を心臓病と結腸ガンから守ってくれるほか、コレステロールの体内量や骨の成長などの代謝プロセスを調節しています。

男性の体内においても、エストロゲンには骨と脳を守る作用があります。