鬱病の予防には炎症を抑える食生活が有効

(2016年8月) 鬱病の発症に炎症が関与していることが知られていますが、オーストラリアで行われた研究によると、炎症を抑える食生活が鬱病の予防に有効かもしれません。

研究の方法

平均年齢50才超の女性6千5百人ほどの食生活を調べて食事炎症指数(DII)を割り出し、その後9年間にわたり鬱病の発症状況を追跡調査しました。

鬱病の判定には、CES-D10という鬱病チェック用のアンケートを用いました(10点以上を鬱病とみなした)。

データの分析においては、カロリー摂取量・教育水準・婚姻状態・閉経状態・健康状態・喫煙習慣・運動量・BMI・鬱病の病歴/治療歴を考慮しました。

結果

9年間のうちに18%の女性が鬱病になりました。 DIIのスコアが最も高い(炎症を促進する)食生活だったグループに比べて、DIIスコアが最も低いグループでは鬱病になるリスクが20%ほど低くなっていました。

結論
鬱病になるリスクを下げるのに、炎症を抑える食品を積極的に食べるのが有効かもしれません。