アンチエイジング成分(AHA)が作用する仕組みが明らかに

(2013年2月) "Journal of Biological Chemistry" に掲載されたカリフォルニア大学デービス校と北京大学による共同研究で、アンチ・エイジングのスキンケア製品の有効成分であるアルファ・ハイドロキシル酸(AHA)が細胞レベルで作用する仕組みが解明されました。

AHA(スキンケア製品のラベルには「フルーツ酸」と表記されます)はサトウキビ・酸乳・リンゴ・柑橘系果実など自然の材料から取れる弱酸性の物質です。 肌のコンディションを改善する目的でスキンケア製品に用いられてきましたが、効果を発揮する仕組みはこれまで不明でした。

この研究では、AHA を塗布した肌細胞に電流を流して、それを計測しました。 その結果、AHA のグリコール酸が肌組織の外層部に入り込み、細胞内を酸性の状態にすることがわかりました。 細胞内が酸性になった結果、古い細胞が死んで皮膚の剥奪作用が生じていたのです。

研究者によると、このプロセスは、これ以外の様々な生理的機能にも関与している可能性があり、医学分野への利用も見込めるということです。