ビタミンC で PAD 患者の血圧上昇が緩和

米国で行われた研究によれば、末梢動脈疾患(PAD)の人が運動中に高血圧になるリスクをビタミンC で減少できる可能性があります。

抗酸化物質であるビタミンCによって、活性酸素(ROS)とフリー・ラジカル(遊離基)が心臓と細胞に引き起こすダメージを防げるというのです。

PAD にかかると、血流の減少によって足に痛みが生じ、血圧が上昇します。 さらに、心臓疾患による死亡のリスクが増加します。

この研究では、低強度の運動が血圧に与える影響について、13人の PAD 患者と、PAD でない人たちとを比較しました。 さらに、この13人のうちの9人にビタミンC を注射して、その効果を調べました。

その結果、運動によりPAD患者の血圧は上昇するが、ビタミンCの注射により血圧上昇が緩和されることが明らかになりました。

研究者は次のように述べています:

「重度の PAD の場合には運動により血圧が上昇することが今回の研究で示されましたが、ビタミンC を血中に投与することで、運動中の血圧上昇を緩和することが出来ました これはつまり、(PAD の患者では)歩行などの日常的な(軽度の)運動の際にも、抗酸化系の欠陥などの要因が運動による血圧上昇の一因となっているということです。

ですので、PAD の患者には抗酸化物質を豊富に含む食事が有効である可能性があります。 まだ研究が不十分ですけれど」