一般的な血栓治療薬が骨粗鬆症に有効かも

(2013年4月) ワシントン大学の研究によると、血栓の治療に用いられる一般的な各種の薬が骨粗鬆症に対しても有効かもしれません。

クロピドグレル(商品名プラビクス)などの血栓の治療薬は、血栓の主な原因となる DP2Y12 という物質をターゲットにして心臓病や脳卒中を防止します。 最近の研究から、この DP2Y12 が、骨を破壊する細胞の活動にも影響することがわかっています。

そこで、研究グループがマウスに血栓治療薬を投与してみたところ、血栓治療薬で骨の損失も減少しました。 つまり、血栓治療薬が骨粗鬆症の治療にも使えるかもしれないのです。

さらに、血栓治療薬は、関節炎による骨の損失・骨における腫瘍の成長・エストロゲンの減少の防止にも多少の効果がありました。