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人工甘味料もダイエットの妨げになる

(2016年10月) 太っている人は糖分を控えようとして人工甘味料が使われたノンカロリーの清涼飲料水を飲むことが少なくありませんが、"Diabetes, Obesity and Metabolism" 誌に掲載されたノッティンガム大学などの研究によると、人工甘味料が用いられた清涼飲料水(以下「ダイエット・ソーダ」)であってもダイエットの妨げとなります。

研究の方法

2型糖尿病で糖尿病用の薬を服用している肥満女性81人に24週間のダイエット・プログラムに参加してもらいました。 女性たちはいずれもイラン在住で、ダイエット・ソーダを飲む習慣がありました。

ダイエット・プログラムの期間中、女性たちは2つのグループに分けられ、一方のグループにはダイエット・ソーダの代わりに水を飲むようにしてもらい、もう一方のグループにはダイエット・ソーダを週に5回、昼食後に飲んでもらいました。

ダイエット・ソーダがダイエット・ソーダを飲むのは、昼食後(週に5回)だけに制限されました。 また、両グループ共にコーヒーや紅茶を飲むときに人工甘味料を使わないように指示されました。 水は好きなだけ飲むことができましたが、昼食の最中には(水以外の)飲み物を飲まないように求められました。

ダイエット・プログラム開始の直後・12週目・24週目に、体重およびウェスト・サイズの測定と血液検査を実施しました。

ダイエット・プログラムの内容

ダイエット・プログラムの内容は、24週間で体重を7~10%ほど落とす(1週間あたり500g~1kgのペースで)ことを目標として、低カロリーの食事と運動習慣を続けるというものでした。

運動量は徐々に増やしていって、最終的には60分間の中強度の運動を週に5回行うようにしました。

結果

24週間のダイエット・プログラムが終了した時点で、ダイエット・ソーダを水に切り替えたグループの体重は、ダイエット・ソーダを飲み続けたグループの体重よりも1.16kg多く減っていました。 ダイエット・ソーダを絶ったグループは、ダイエット・ソーダを飲み続けたグループに比べてインスリン感受性も大きく改善していました。

解説
研究者によると、ダイエット・ソーダを飲んでいると、本物の糖類が使われた甘いものや高カロリーの食品を食べたいという欲望が強くなることがあります。