人工甘味料も何やら有害であるらしい

(2018年4月) これまでの研究で、カロリーゼロの人工甘味料もカロリーを含有する糖類と同様に、あるいはそれ以上に有害であることが示されていますが、"Experimental Biology 2018" で発表されたウィスコンシン医科大学などの研究でも人工甘味料が何やら有害であることが示されたようです。出典: Why Zero-Calorie Sweeteners Can Still Lead to Diabetes, Obesity

研究の方法

ネズミを次のグループに分けて3週間にわたり飼育しました:
  1. ブドウ糖を大量に含むエサを食べるグループ
  2. 果糖を大量に含むエサを食べるグループ
  3. アスパルテームを大量に含むエサを食べるグループ
  4. アセスルファム・カリウム(アセスルファムK)を大量に含むエサを食べるグループ

結果

3週間後、ネズミの血液中に存在する生化学物質・脂肪・アミノ酸の濃度にグループ間で違いが見られました。 人工甘味料によって、体が脂肪を処理してエネルギーを得る際の様態に変化が生じるのだと考えられます。

さらに、アセスルファムKは血液中に蓄積し、高濃度では血管内皮の細胞への有害性を増すように見受けられました。

コメント

研究者は次のように述べています:

「人工甘味料が使われるようになってからも肥満や糖尿病は大幅に増加しています」

「今回の研究では、糖類と人工甘味料がいずれも肥満や糖尿病に関与する有害性を示しました。 しかし、有害性が生じるメカニズムは糖類と人工甘味料とで大きく異なっていました」

「今回の研究からすると、糖類を長期間にわたって取り過ぎると体が砂糖に対処できなくなります。 摂り過ぎなければ対処できます」

「糖類をカロリーゼロの人工甘味料へと切り替えると、脂肪やエネルギーの代謝に有害な変化が生じました」
「糖類もそうですが人工甘味料を常用すると健康に悪影響が生じるリスクが増加します。 人工甘味料の使用を完全に止めるのが困難であるなら、せめて摂取量をほどほどに抑えるようにしましょう」