人工芝でもサッカーの怪我は増えない

(2014年3月) プロのサッカー選手には、怪我が増えるという理由で人工芝のグランドを嫌う人が多いのですが、"Annual Meeting of the American Academy of Orthopaedic Surgeons" で発表されたイタリアの研究によると、人工芝でもスポーツによる怪我のリスクは増加しません。

研究の方法

2011~2012年におけるイタリア トップ・リーグ36試合の 2,580時間分(人工芝 1,270時間、天然芝 1,310時間)を調査しました。

結果

1,000時間あたりの怪我の件数は人工芝で23件(1,000時間あたり18.1件)、天然芝で20件(1,000時間あたり15.2件)でした。 この件数差は統計学的に有意だとはみなされません。

人工芝で発生した23件の怪我のうち、プレイヤー同士の接触によるものは10件、接触によらないものは13件でした。 天然芝で発生した20件では、接触によるものが5件で接触によらないものが15件でした。

怪我の種類では筋挫傷(muscle strain)が最多でした(人工芝で13件、天然芝で14件)。