シマ蚊の恐ろしさ

(2013年6月) 日本ではお馴染みのシマ蚊(Aedes albopictus)ですが、米国には元々は存在しておらず 1980年代に外来種として米国に侵入してきました。 そのシマ蚊が現在、米国東部を中心とする26の州にまで広まっています。

シマ蚊の悪質さ

日本では(少なくともウチでは)アカイエカよりも良く見かけるシマ蚊ですが、次に列挙するように各種の蚊の中でも性質が悪いようです:

  • 昼も夜も一日中血を吸おうと襲い掛かってくる。アカイエカは朝と夜の1日2回。
  • 好んでヒトの血を吸う。 これに対してアカイエカは鳥の血を好む。 どちらの蚊も猫や犬からも血を吸う。
  • シマ蚊は英名を Asian tiger mosquito (東洋の虎の蚊)といいますが、その名の通り攻撃的で、一旦ターゲットとして狙われると、いつまでもしつこく血を吸おうと狙い続けます。
  • 非常に多くの病原菌を媒介する。 西ナイル熱・デング熱・黄熱・脳炎・チクングニア熱・ジカ熱など、その数は実に20種類以上。
  • 卵の耐寒性が強く、冬の寒さが厳しい地域でも繁殖する。
  • 雄の Aedes albopictus と交尾した雌の Aedes aegypti は必ず不妊症となるために、A. aegypti を駆逐して勢力範囲を広げる。

普通の蚊は、血を吸うメスと、血を吸わないオス(黄緑色のやつ)の2種類が確実に存在しますが、シマ蚊はどれも血を吸う気がします。 最近は普通の蚊よりもシマ蚊が多くなっているような。