低用量のアスピリンがトリネガ乳ガンに有効かも

(2013年4月) "ASBMB 2013 Annual Meeting" で発表されたカンザス大学などの研究によると、鎮痛剤であるアスピリン(アセチルサリチル酸)を低用量で定期的に服用することで乳ガンの進行を予防できるかもしれません。

研究の概要

今回の研究ではマウス実験により、アスピリンで処置されたガン細胞が幹細胞を全く形成しないか、あるいは部分的にしか形成しないことが示されました。 アスピリンによって増殖を防げた乳ガンは2種類で、そのうちの1つはトリプル・ネガティブ乳ガンです。

幹細胞は腫瘍の成長と拡散を促進すると考えられています。 研究者によると、現在の化学療法では幹細胞は破壊されず、そのために腫瘍が再び成長します。

アスピリンの抗ガン作用

過去の複数の研究で、アスピリンの定期的な服用が大腸ガン・一部の食道ガン・前立腺ガンのリスク低減に有効であることが示されています。

乳ガンに関しても、アスピリンを(心臓発作や脳卒中を予防する目的で)服用している女性において、乳ガンの再発リスクが減少するという結果になった研究があります。