コーヒーを飲む習慣と口腔ガンのリスク(メタ分析)

(2019年4月) "European Journal of Cancer Prevention" に掲載されたメタ分析で、コーヒーを飲む習慣がある人は口腔ガンのリスクが低いという結果になりました。

メタ分析の方法

コーヒー飲用習慣と口腔ガンのリスクの関係を調べ 2018年9月までに発表された14のケース・コントロール研究と5つのコホート研究のデータ(口腔ガンの患者数は合計 6,456人)を分析しました。

結果

コーヒーをよく飲むグループはコーヒーをあまり飲まないグループに比べて、口腔ガンのリスクが32%低いという結果でした。 ケース・コントロール研究とコホート研究に分けて分析しても、同様の結果でした(それぞれ30%と35%のリスク低下)。

コーヒーをそこそこ飲むグループの場合にも、コーヒーをあまり飲まないグループに比べて、口腔ガンのリスクが15%低下していました。 ケース・コントロール研究とコホート研究に分けて分析すると、ケース・コントロール研究では統計学的に有意に14%のリスク低下でしたが、コホート研究ではリスク低下幅が17%だったものの統計学的な有意性に問題がありました(95% CI: 0.67-1.02; P=0.071)。

ケース・コントロール研究よりもコホート研究のほうが信頼性が高いとされます。